流産した私に「もうヘマしないでね~」と実母。そして2年後、再び暴言を言い放ち...【漫画】

「私の母はたぶん、悪い人ではないのですが、言ってくる言葉には致命的なほど、思いやりが欠けています。私が待望の赤ちゃんを初期流産してしまったとき、言い放った言葉は絶対に忘れられません」

親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?

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流産した私に「もうヘマしないでね~」と実母。そして2年後、再び暴言を言い放ち...【漫画】 No349_002.jpg

私は納得できませんでしたが、夫に諭され母を許すことにしました。

それから順調な妊娠期間を経て、長男を無事に出産。

母は出産当日に見舞いに来てくれて、長男を食い入るように見つめ「かわいいねぇ」を何度も何度も繰り返していました。

そんな母を見て、私の心も幾分は晴れたと思います。

母は初節句に立派な鯉のぼりを贈ってくれました。

相変わらず口の悪い母でしたが、不器用ながらも孫にできることをしたかったのでしょう。

その心遣いには今でも感謝しています。

ちなみに実父は要介護の身体で、しかも認知症も若干進んでいたため、おじいちゃんとしてできることには限りがありました。

父は程なく他界し、母は未亡人となってしまいました。

それから約2年後、長女が誕生し、今度を雛人形をお祝いにくれました。

さらに2年後、私はまた妊娠したものの初期流産してしまい、ただちに手術処置をすることとなりました。

すでに子どもは2人いるとはいえ、やはり喪失感は拭えませんでした。

一応、病院から電話で母にも報告すると、またまたとんでもない発言が...。

「お腹の中をきれいさっぱりとしちゃいなさい!」

もう、私は何も言わずに電話を切りました。

この人の口の悪さが直ることは永久にないんだ、と自分に言いきかせるのに必死でした。

このモヤモヤは金輪際収まることはないでしょう。

今現在、母は80代の高齢ゆえ、地元の特別養護老人ホームに入所しています。

コロナ禍のため面会はままなりませんが、顔を合わさずに済むのでホッとしている私。

こんな私は情の薄い娘でしょうか...。

漫画:にーや/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記

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