「親族の新年会に夫と長女が参加したときのことです。義弟から『兄ちゃんが緊急搬送された』と電話がありました。急いで病院に駆けつけると、そこには...」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
数年前の元日のことです。
とある居酒屋で、夫側の親族と新年会をすることになりました。
夫側の親族は気さくで良い人ばかりなので、私は新年会を楽しみにしていました。
しかし当日の朝、当時まだ1歳だった次女が嘔吐してしまったのです。
具合も悪そうですし、仕方がなく私と次女はお留守番。
夫だけが長女を連れて、新年会に参加することになりました。
ちなみに当時、夫は35歳。
長女はまだ4歳でした。
次女の体調は落ち着いていたのですが、夜になってまた吐きました。
「残念だったけど、新年会は欠席して正解だったな...」
そう思っていた矢先のことでした。
確か、夜の10時頃だったと思います。
夫の弟から「兄ちゃんが倒れて緊急搬送されたから、すぐ病院に向かってほしい」と連絡があったのです。
事情がよく分からないままに、私は慌てて次女を抱えてタクシーに乗りました。
とにかく少しでも早く夫の元に駆けつけたい気持ちでいっぱいでした。
夫はまだ35歳。
しかし、それぐらいの年で急死してしまう人はたくさんいます。
心臓麻痺か、脳卒中か、もしかしたらもっとひどい状況なのかもしれない...。
頭の中をぐるぐる回る悪い想像に押しつぶされそうになりながら、私は病院に到着しました。
夫は集中治療室におり、いろいろな管につながれていました。
そして、お医者様から、このように説明を受けたのです。
漫画:おかまき/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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