「3人の子どもたちが独立し、老後の生活をどう組み立てようかなと思っていた私たち夫婦。去年から妻は近所のスナックへ一人でカラオケを楽しみに行くようになっておりました。しかし妻はそこで知り合った男性と男女の関係になっていて...」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
目を覚ました妻に問いただすと、どうもこの男性とはカラオケスナックで知り合ってすでに1年がたっており、カラオケ以上のお付き合いをしているという話を聞かされました。
さて、これが「お遊び」で妻の気持ちは私にあるならば、冷静にその男性との関係を整理するように話し合えば良かったと思います。
しかし、妻とその男性の気持ちはどうもそれでは収まらない様子でした。
この頃から、妻は私に対する不満も吐露し始め、何か吹っ切れた様子でその男と会っている状態でした。
我々夫婦にとって残りの人生はまだまだ長く、この先をどう生きていくのが良いのか考えることになりました。
別々の道を選択して再スタートを切るということを、ポジティブな選択肢として今は考えています。
熟年離婚とは巷ではよく聞く言葉ですが、自分の身に降りかかると、結構大変なことが見えてきました。
親族との付き合い、資産分与、私の一人暮らしなどなど。
妻の相手の男性とも冷静に話し合うことはできていて、希望に満ちてはいませんが、絶望的な未来でもない方向で検討が進められています。
そうと決まれば、やることは20代や30代の頃と一緒です。
身の回りの整理をして新たな人生設計を少しずつ始めています。
ある程度の見切り発車をする覚悟でいます。
今回のことは避けることができたのでしょうか。
できたとしたならいつ、自分の何を変えれば良かったのでしょうか。
心当たりはいくつも出てきますし、同時に言い訳も出てきます。
はたまたこれも運命で、変えることができないのだと考えることもできます。
我々夫婦はこのまま離婚という再出発を切れるのか、今はその最終段階にありますが、確かな思いとしては「自分のできる最善な方法を選択していくしかない」です。
漫画:黒木めめ/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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