「息子(当時30歳)が、キャビンアテンダントの彼女(当時27歳)、を連れてきたのは8年前のことです。息子にはもったいないほどぱっと目をひく美人...ではありましたが、私も夫も業務的というか、笑顔が嘘くさいことが気になりました。間もなく本性を現した彼女は、常に上から目線で私たちに接し、ついには...。こんな人間がいることも、そんな女性を妻にした息子のことも理解できません」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
なんて情けない...なんだかんだと息子たちの夫婦生活は続き、孫も生まれました。
孫の4歳の誕生日にはキーボードを贈りました。
「誕生日にキーボードをプレゼントします。頑張って練習をしてください。指を使うと頭もよくなるし、音楽は心を豊かにします」
「小さいときから始めると大人になってからも楽しむことができるし、きっとやっておいてよかったと思うでしょう。今度来たときには、弾いてくれることを楽しみにしています」
夫はプレゼントにそう書いたメッセージカードを添えました。
ところが、息子から「(妻が)プレゼントなんかいらないから送り返してって言っている」と連絡がありました。
意味が分かりませんでしたが、それから間もなく、キーボードを本当に送り返してきました。
息子だって方法はあったでしょうに...孫はプレゼントの存在すら知らなかったでしょう。
そして「縁を切らせていただきます」とある日突然、嫁からメールが来ました。
それっきり、今に至るまで音信不通です。
すぐに引っ越したようで、どこに住んでいるのかも知りません。
よくいう嫁姑問題は、たくさんのやりとりの中で生まれるものだと思っていました。
でも、私たちにはほとんどその機会もなく、何がなんだか分からぬまま、もう4年余り音信不通です。
息子に関しては、仕事場のホームページににこやかな顔をして載っていますが、孫はどうしているのか分かりません。
こんな環境ですから、どんな子に育つことやら...。
息子が年老いたとき「あのときは悪かったね」と思うことは...たぶんないでしょう。
漫画:FJosa/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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