「48歳の夫は自分の意のままにならないことがあると、すぐに『離婚だ』と言い出す人でした。そうすれば、私が言うことを聞くと思っていたのでしょうね。スルーしていましたが息子の進路を夫が勝手に決めようとしたとき、私はプチンと切れてしまいました。私が離婚を怖がっているとでも? その認識、間違いだと気づいてもらいましょう」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
46歳の主婦です。
夫(48歳)は何かにつけて「できなかったら離婚だ」などという人で、頭を悩ませていました。
現在も住んでいる町に引っ越してきたのは十数年前のこと。
私は田舎の出身で、高校や大学進学で友人と離れたり、通学に何時間もかかったりして苦労したので、自分の息子にはどんな学校を選んでも負担をかけたくなくて、交通の便もいいこの町に住み始めました。
しかし数年後、私の気持ちを夫が踏みにじったのです。
「学校は自分の母校に進め! そうじゃないと学費を出さない」
夫は息子の志望校を決めるとき、こんなことを言いだしました。
しかし、息子は自分が行きたい学校があることを、以前から話してくれていました。
私は息子の意思を尊重し、夫の母校とは別の、違う大学の願書を提出し、試験を受けさせました。
それを知った夫は「離婚だ!」と、記入済みの離婚届をちらつかせてきました。
それまでも他愛ない喧嘩をするたびに「離婚」の文字をちらつかせてきた夫。
記入済みの届を出してきたのも、これが初めてではありませんでした。
このままだと息子の人生が夫に決められてしまう、ここで引けば今後も夫は何かあるたびに離婚を持ち出し、自分の言うことを聞かせようとするでしょう。
そんなことは許せない、そして、私もいい加減頭に来ていました。
漫画:黒木めめ/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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