「家の中が臭いことに気付いたのは5月頃のこと。気のせいかと思いましたが我慢できないレベルで臭うんです。このまま生活するのは無理! そう思った私と母が家の中を捜索したところ、たどり着いたのは父の部屋で...。なんとか臭いの元は断ったのですが、父はあんな臭いの中で平気だったのかな...。臭いの原因だけでなく、その鈍感さも怖くなりました」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
私は46歳のシングルマザーです。
19歳、14歳の息子たちと、実父78歳、実母72歳の5人暮らしです。
しばらくの間ひどい花粉症に悩まされてきましたが、5月になるとすっかり症状も和らいできました。
体調が良いと晴れた日の新緑がより美しく感じ、近頃は大好きなハイキングを再び楽しんでいました。
しかしながら、そんな穏やかな気分で過ごせていたのもつかの間のこと。
我が家の一階リビングは、しばしば漂ってくる悪臭に悩まされることになったのです。
最初にその悪臭に気づいたのは、日頃からとても臭いに敏感な母でした。
特に湿気の多い日や雨の日には臭いがひどくなり、比較的臭いに鈍感な私でさえも気が付きストレスになっていきました。
そもそもこの独特な臭いは何なのだろう? 母に問いかけると、私に言うのを少し躊躇した様子でこう答えました。
「多分...ネズミのおしっこ...」
正直なところ、ネズミが原因だなんてにわかに信じられませんでした。
というのも、そもそも我が家では室内でネコを飼っているからです。
ネコはネズミよけになると聞いたこともあり、まさか家でネズミが出るなんて全く思いもよりませんでした。
とは言え、我が家で飼っているネコは2階エリアだけが行動範囲。
そう思うと、一気に母の推測の信憑性が高まりました。
悪臭は時間の経過とともに強くなっていったので、臭いの元を母と探ることにしました。
家の中をあちこち探した後、まさかこんなところは違うだろうと思いながらも、父の部屋の押し入れを開けてみると一気に悪臭の濃度が上がったように感じられたのです。
こ、これは間違いない...。
漫画:FJosa/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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