母の静かな最期にこみ上げる後悔。父との不仲を言い訳に実家を避けていた「罰」なのか...【漫画】

「親との別れの際、多くの人が『もっとこうしておけばよかった』と思うのではないでしょうか? 父との不仲のせいで実家とは疎遠になり、両親のことを兄に任せっきりになっていた私は、母が亡くなったときにとても後悔しました。私のような思いをしないためにも、両親とはできるだけ会っておいてほしい、そう思います」

親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?

母の静かな最期にこみ上げる後悔。父との不仲を言い訳に実家を避けていた「罰」なのか...【漫画】 No247_母の静かな最期に感じた後悔。_001.jpg

母の静かな最期にこみ上げる後悔。父との不仲を言い訳に実家を避けていた「罰」なのか...【漫画】 No247_母の静かな最期に感じた後悔。_002.jpg

痛々しい母の様子に胸が苦しくなりつつ手を握ると、なんとか私のことは分かったようで、弱々しく手を握り返してくれました。

その日は安定した状態だというので、実家に戻り泊まらせてもらいました。

「母さん、お前だって分かったか?」

父がそう聞いてきました。

「多分ね、手は握り返してくれたから」

「そうか...」

父と交わした会話はそれだけでした。

次の日に見舞いに行くと、母は午前中こそときどき目を開けたりしていましたが、午後になると昏睡状態に陥りました。

父はずっと母の手を握っていました。

私がいるからと病室を空けていた兄も慌てて戻ってきて、それからはずっとみんなで病室にいて、見守る状態になりました。

日付が変わり、私が来た日から3日目に当たる日の未明に母は静かに息を引き取りました。

昏睡状態のまま、ゆっくりと呼吸が間延びしていき、やがて眠るように逝きました。

不思議なくらい現実味がなく、涙も出ませんでした。

なんとか最後に顔を見せられたのは救いでしたが、父ともう少し折り合いよくやれていたら、もっとしっかりと看取ってやることができたと思います。

後悔先に立たず、今さらやり直せるわけもないのですが、それだけが心残りとなりました。

漫画:にーや/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記

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