私、最低だ。父を亡くした従妹に言ってしまった「残酷な言葉」。なんであんなことを...【漫画】

「長い間病気に苦しんだ叔父が他界したとき、私は父を亡くしたばかりの従妹にありえないことを言ってしまいました。違う伝え方もできたのに、なぜあんな残酷な言い方をしてしまったんだろう...」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?

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15年ほど前、父方の叔父が85歳でがんのため亡くなりました。

叔父は長い闘病中、腰を伸ばすこともできないほど痛がり、最後のほうには言葉を発することすら苦しそうでした。

薬で痛みを抑えているときでも、エビのように曲がってしまった体を伸ばすことはできませんでした。

叔父は私が幼い頃からあちこち旅行に連れていってくれて、折に触れて洋服やお菓子なども買ってもらいました。

入院当初はお見舞いに行くと、「元気にしているのか? 幸せなのか? 困ったことはないか?」と私を気遣ってくれ、あれこれと昔話に花を咲かせて楽しく会話したものです。

それが、入院の日数を重ねるごとに苦しそうな表情に変わり、こちらの問いかけには言葉少なに反応してくれるのですが、自分から進んで話すことはなくなっていきました。

そして、前述のとおり腹部が痛くて腰が伸ばせないと唸っていました。

少しの間は薬が効くのですが、しばらくすると表情が曇ってしまうのです。

そのうち、起きている叔父に会えることはほとんどなく、見舞いに行っても寝顔を見るだけになっていきました。

あの頃は叔父の曲がってしまった身体と、乾いて白くなった涙の跡を見て帰るだけのお見舞いに虚しさを感じていました。

2年に及ぶ闘病の末、78歳の叔母から最後だからと連絡があり、取るものも取り敢えず駆けつけたときは、叔父はすでに息を引き取っていました。

身体は曲がったままでしたが、表情は柔らかく元気な頃の優しい叔父の顔でした。

葬儀の日、親族が集った席でお別れに際して、そばにいた50代の従妹に声をかけました。

「楽になって良かったね」

その瞬間、従妹はひどく驚いた後、何とも言えない嫌な顔をしました。

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漫画:すずはる/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記

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