掃除も片付けも下手な母。不要品であふれかえった部屋をどう断捨離していくか

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ペンネーム:OTAFUKU
性別:女
年齢:49
プロフィール:既婚。二人の子持ちです。自分の実家で実母(83歳)と同居中。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

小さな頃、友達の家に遊びに行くと、とても整理整頓された部屋の様子に自分の家との違いを目の当たりにして驚いたことがありました。

私の母は今にして思えば、片付け下手で、掃除下手だったのでしょう。日頃の掃除も目に見える部分にだけ掃除機をかけるような掃除の仕方でした。

棚に溜まった埃は目に入らないのか、そのまま手付かずです。

トイレ掃除も見えるところだけを磨いたらそれで気が済むようで、床などが汚れていてもあまり気にならないようでした。

母は来客がある時もそんな状態だったので、私が慌てて細かい部分の掃除をしていたことがよくありました。

 

そんな母が年齢を重ねると、更に色々なことが億劫に。室内は母の物で溢れ返ってくるようになりました。

自分では片付けたつもりなのでしょうが、私から見るとあれもこれも不要な物だらけです。

「不要な物を捨てよう」と声をかけても「全部必要よ」と言い張ります。

けれども、もう使用していない本棚や長い間使用していないこたつ、そして積み重なった昔の百科事典など、私にしてみれば不要な物だらけ。おまけに母が若い頃にせっせと買い集めた着物も今となっては誰も袖を通さず、着物用の箪笥や細々とした小物も、ハッキリ言うと全て不用品なのです。

なるべく具体的にと思い「この本棚とこのこたつを捨てればここが空くよ?」と伝えてみても「まだ使えるから」と言います。

「何かを捨てないと綺麗にはならないよ」とは言ってみるものの全く受け入れてはくれません。

そのくせ、私の私物を見て「これが邪魔」、子供の持ち物を見ては「これは捨てたらいいのに」と言い「この家はどこもかしこもゴミだらけだわ」とイライラしながら言うのです。

それならば...と、箪笥があるのに押入れ用の収納ボックスを幾つも買い、その中に無造作に服を詰め込んでいるのなら箪笥は必要ないのでは?と私が聞くと、また烈火の如く怒り始める始末。

これでは打つ手がありません。

私は母の了解を待たずに少しずつ家の中の掃除をすることにし、手始めに母が外出中に今はもう使用していないこたつを処分しました。

ところが、あれだけ「まだ使えるから」と固執していたのに、帰宅した母はそのこたつが無くなっていることに全く気付かなかったのです。

後日その事を告げると驚きながら、「片付けの仕方がわからない」と言い始めました。

私は現状で処分した方が良いと思われる物を挙げ「処分は私がするから」と告げるとまだ納得はしていないようですが、それでも「わかった」とやっと言ってくれました。

物を大切にするあまりに捨てられない気持ちはとてもよく分かります。

ただ、不要な物をため込んだままで暮らすより、少しでも処分しながら快適に暮らす方法を母と一緒に考えていきたいなと思います。

そして将来、自分自身が年齢を重ねた時に娘に迷惑をかけないように私も少しずつ断捨離をしながら暮らしていこうと思います。

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