夫と秘書が初出張。秘書が天真爛漫を装い誘惑してきた話を聞いて.../吉澤恵理

皆さま、こんにちは。医療ジャーナリスト、薬剤師の吉澤恵理です。

前回のコラムでは、ベビーシッターMが元夫の秘書になった経緯を書きました。
当時、元夫は医療法人の理事長として周りからの信頼も厚く、私から見ても立派な医師であり経営者でした。結婚以来、私とはいつも一緒で浮気心などゼロでした。そのため元夫が他の女性に心を奪われるなど、全く考えていませんでした。しかし、現実は違っていました。

前回の記事:「仲がいい夫婦だね。」現実は仮面夫婦。そして波乱を巻き起こす女性が...

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当時の私たちの住まいは北関東でしたが、時々、元夫は遠方への出張があり、出張の際は、子供をベビーシッターに預け、私が同行していました。実はその頃、元夫の出張などに同行することに、私は疲れを感じていました。元夫を愛してはいましたが、やはり母として子供たちのことを一番に考えるようになっていました。子供達の側にいることを最優先に考えていた私。夫の出張などに同行することは、避けたかったのが正直な気持ちです。

そんな折にMが秘書になったこともあり、私には渡りに船でした。

「Mが秘書になれば私の代わりに出張に同行してもらうこともできるよね」と私は元夫に言いました。すると「えっ。いいの?心配しないの?」と言うので、「全く心配なんてないよ。信じてるし。頭のいい貴方がMとどうこうなるわけないし」と答えました。「もちろんだよ」と元夫。本当にMと夫のことは、全く心配していませんでした。

秘書になったMは、病院でも外でも元夫と行動をともにすることが多くなりました。そして 、あるときMが元夫の出張に同行することになりました。私は特に気にも留めずにいましたが、出張から帰った元夫から出張の間の出来事を知らされました。

「仕事終わって部屋に帰るときに、後は自由だからゆっくり休んでねって言って、俺も部屋で休んでたんだけど、Mがノックして訪ねてきてさ。ぜひ見て欲しい映画のDVD持ってきたからって言うから、受け取って終わりと思ったら、一緒に見ましょうって押し切られて見始めたんだよ。そしたら、椅子もあるのに、俺がベッドに座ってたら隣に座ってくるんだよ。ちょっとびっくりして気まずいし、後でゆっくり見るからって言って帰したよ。天真爛漫というか、子供すぎて何も考えてないのかもしれないね」

私はすぐにMが天真爛漫なのではなく、元夫を誘惑しようとしたのだと思いました。しかし、それにしてもはしたない行動と思い、Mに対して軽蔑しかありませんでした。元夫もその時点では、ちょっと常識はずれた子だなと感じていたようで、誘惑される心配など全くないと思っていました。

そして次の出張の後、さらにMが体当たりな行動に出た話を元夫から聞かされました。

「部屋に帰ったあとに、Mからお腹が痛いって連絡があって。疲れたんだろうから休みなさいって言ったんだけど、すごく痛いって言うのね。それで、とりあえず薬をあげて寝なさいって帰したんだよ。そしたらまた来て、お腹が痛くて診て欲しいって言うから、仕方なく部屋で診てあげたの。一応お腹の触診しても大丈夫だから、よく休みなさいって言ったけどね。お腹の触診したとき、ちょっと緊張したというかさ、職員のお嬢さんだし、誤解されちゃいけないからね。とりあえずはお腹がなんでもなくてよかったよ。」

本当にMがお腹が痛かったと、元夫は考えているようでした。けれど、私はMがなりふり構わず元夫を誘惑しようとしていると思いました。

しかし、不思議と怒りはありませんでした。

若くて美人でスタイル抜群のMが元夫を誘惑し、どうしようというのか? 当時Mは、27歳くらいだったと思います。まだまだ、自分を磨き、生きる術を身につけることができるはず。そんなMが元夫を誘惑し奪おうと考えていたとしたら、なんと狡い考えだろうと哀れむ気持ちしかありませんでした。

そんなMの行動に困惑していた元夫に、「出張の時は、Mは病院にある宿泊施設でいいんじゃない?同じホテルである必要なくない?」と提案をしました。「そうだね。。。考えるよ。」 と、元夫は何かを考えているようでした。

そして、元夫とMは宿泊先を別々にしたと私は思い込んでいたのですが。。。

実際は違っていたのかもしれません。

次の記事はこちら:妻よりも浮気相手と過ごす時間を大切にするようになった夫

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吉澤恵理

東北薬科大学卒業。現役薬剤師。アロマコーディネーター資格も持ち、医療ジャーナリストとして、多様な観点から様々な媒体にて健康や美容についての情報を執筆・監修している。4人の子どもを育てるシングルマザーでもあり、自分らしい人生を前向きに進んでいる。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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