「予約のいらない美容院ですが、仕上がりは無難で別に嫌な気分はしません。ただ、スタッフがころころと辞める点が気になっていました。そんなある日、閉店1時間前に訪れたときです」
■みんな辞めていく影響!? ある日、行ってみたら...
しかし、2022年の春のことです。
いつものようにふらっと美容室を訪れてみると、入口のシャッターが閉まっていました。
「もしかして閉店したのかな?」
「何かの都合で休んでいるのかな?」
そんなふうに考えながら、美容室を観察してみました。
ところが、閉店や移転のお知らせも臨時休業の貼り紙もなく、電話をしても通じません。
営業終了の予定までまだ1時間。
まじまじと店を見ていると「スタッフ募集」のチラシが飛び込んできました。
ここなら電話が繋がるかも? と電話してみると、繋がった先はどうやらこの美容院の本社でした。
電話口の人は「定休日とは聞いていない」と言って、確認してくれることになりました。
しばらくすると、店長と名乗る女性から電話がかかってきました。
そして、早々に店を閉めた理由として「お客さんが来る気配がなかったので」と言います。
予約がいらないのであれば、閉店間際に駆け込んで来るお客さんもいるはず。
実際、これまでも閉店間際に来るお客さんを見ています。
お客さんが来る気配というのは、どのようにして感じ取るのでしょうか。
私は、この説明には納得がいきませんでした。
しかし、声の主である店長は、もう70歳以上であろう女性です。
電話の対応すらかなり面倒くさそうにしているので、私も電話を早々に切りました。
それ以来、別の美容室に通うことにしました。
予約が必要になりましたが、予約をしているほうが、やはりお互いに時間を無駄にせずに済むことも改めて感じました。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。