「毎月の援助を20万円にして」って...え? 年金暮らし85歳の義両親の「暮らしぶり」に疑問が<後編>

「年金暮らしの85歳の義両親には月8万円の仕送りをしています。しかし、義母が体調を崩したことをきっかけに、『月20万円にして』と連絡がありました。気持ちはわかるのですが、なぜ、そんなに必要なのでしょうか...。私は、あることを思い出したのです」

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■義両親には知られざる一面が...

実は、義両親は昔から旅行やブランド品などが大好きなのです。

以前夫と夫の弟さん(60歳)が金婚式のお祝いにと海外旅行をプレゼントしたことがありました。

その時、義両親は旅行先のヨーロッパで大量のブランド品を買って帰ってきたんです。

しかも、「ヨーロッパではあまり現金を持ち歩かない方がいい」ということで「念のため」と渡しておいた旦那のICチップ付のクレジットカードで購入してきたのです!

当時は夫も義両親にかなり怒っていたのですが、結局その分の返金などはありませんでした。

そして買ってきたものはお土産として誰かにあげるということもなく、自分たちで使っています。

そのほかにも京都に旅行に行った際には、特に和装が好きなわけでもお茶を嗜むわけでもないのに、やれ西陣織の着物の帯で良いものがあった、やれ楽焼の茶碗でいい品が手に入ったと自慢しています。

これは「単に金遣いが荒いだけなのでは...」と疑ってしまっています。

夫曰く、昔はそんなに裕福でもない家庭だったし、浪費をする人達ではなかった、ということなのですが、変わってしまったということなのでしょうか。

私自身の両親も健在ですが、貯金と年金だけで暮らしており、私からも私の兄弟からも仕送りなどはしたことがありません。

ですので、本当に必要なのか不思議でなりません。

夫も20万円の仕送りについては、首を傾げており、もう一度打診があるまで様子をみることになりそうです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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