「お母さんの隣にいるのは誰?」兄と私、呼ばれて帰った実家で...79歳の母が打ち明けた「衝撃の告白」<後編>

「母から『話がある』と呼ばれ、兄と2人で実家へ帰ったときのことです。母の横に鎮座する男性。なんと結婚を前提に一緒に暮らしているというではありませんか! 母の気持ちも尊重したい、でも相続などの現実的な問題もあります。一体どうしたらいいでしょうか」

「お母さんの隣にいるのは誰?」兄と私、呼ばれて帰った実家で...79歳の母が打ち明けた「衝撃の告白」<後編> 2.jpg

■80歳を目前にした母の再婚。賛成できる?

母は夫である私の父を、10年ほど前にガンで亡くしています。

お相手の方も、奥さんを先に亡くされているということで、社会的にはなんら問題はありません。

実際、私たちが落ち着いてから話をしてみると、Aさんは穏やかで、話し方や身なりはしっかりした印象の方でした。

そもそも恋愛は自由だと思っていますし、母たちがお互いのことを思っているのなら、それもいいとは思うんです。

亡くなった父のことを持ち出してとやかく言うつもりもありません。

しかし...「結婚」となると、諸手を挙げて賛成できません。

Aさんにもお子さんが2人いらっしゃるそうで、私にとっては兄弟が増えることになります。

また、相続などの手続きで「兄弟全員のサイン」が必要になるものがあると聞くと、スムーズな話し合いで済むのか心配になってしまいます。

そして今、2人は私の実家に住んでいるのですが、そこは亡くなった父が建てた家で現在の名義は兄になっています。

兄は別に自分の家があるので、一緒に住んでいませんが、そこに母とAさん2人で暮らしたいとなると、兄もあまりいい気はしないのではないかと思います。

母の気持ちは尊重したいです。

ただ、今さら親戚が増えたり、いろいろな法的手続きが必要になるのではないか...。

また、相続のことなど現実的な問題を考えれば考えるほど、母を責めてしまいそうになり、悩んでしまいます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP