「お金返して!」休憩のたびに、コーヒー代を借金する同僚。撃退作戦の結果「嬉しい効果」が!<後編>

「フルタイムで働く勤務先の同僚女性のことで困っています。明るくて気さくな人なのですが、ちょくちょく小銭を借りに来ては、返してくれないんです。そこで、同じ被害者の同僚と撃退方法を考えた結果...!?」

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■貸したお金は返ってきた?

「お財布を持っていくのをやめること」です。

職場の休憩室では、緑茶・ほうじ茶・熱湯・冷水が自由に飲めるようになっています。

マイカップを持参して、基本的に飲み物は備え付けのお茶類ですませることにしました。

あとは他に、コーヒー・紅茶・ミルクティー・抹茶オレなどいろいろな味のスティック袋入りのインスタント飲料を持参すれば、いろいろな味が楽しめます。

そうこうしているうちに、Aさんが例のごとく「悪いけど、コーヒー代貸してくれる?」と言って来ました。

その時にはBさんと一緒にテーブルを囲んで休憩するようになっていたので、隣りにいたBさんと目くばせしていざ作戦決行。

「ごめんね。節約のために私たち、お財布、持ってきてないんだ」とニッコリ笑顔で応対。

するとAさんは私とBさんを交互に見やり、何かを察したのか悲しそうな顔をしました。

その時、私の中に沸き上がったのは...してやったりの爽快感ではなく、なんとも言えない居心地の悪さ。

別に意地悪をしているわけではないのですが、妙に気が咎めた私は、思わず「インスタントの飲み物、色々あるから一緒に飲まない?」とAさんを誘っていました。

最初Aさんは驚いた表情を浮かべましたが、やがて笑顔になり一緒にテーブルを囲みました。

こうしてこの日を境にAさんはお金を借りに来ることはなくなり、私たちと一緒に休憩するようになりました。

貸したお金は、まだ全額は返ってきませんが、結果的に「マイカップ持参」で思わぬ節約になった、困った同僚とのエピソードです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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