アラフォー独身の一人娘が突然「海外移住」宣言。応援したいけど、娘には言えない「親の本音」<後編>

「42歳になる独身の一人娘のことです。このまま独身だったら、ひとりぼっちになってしまうと将来を案じていた矢先、海外でボランティア活動をしたいと言い始めました。もちろん、親として娘の夢を応援したいです。でも、正直心配な気持ちもあり、葛藤する毎日です」

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■娘には悔いのない人生を送って欲しいと願うが...

まずは、海外でボランティア活動をしようとしているようで、知らない間に着々と準備を進めていたみたいです。

娘は一人暮らしをしているので、夫も私も、娘がそんなことを考えていたなんて、思いもしませんでした。

娘は、大学時代にも海外にボランティア活動をしに行った経験があります。

当時もすごく充実した経験だったようで、いつか海外で働きたいなんて言っていたのを思い出しました。

もしかすると、昔叶えたかった夢を叶えようとしているのかな、とも。

子どももいないし、結婚もしていないのだから、せめてやりがいのあることをしたいという娘の気持ちも分からないではありません。

ただすぐに会うことができない遠い土地に娘が行ってしまうことも心配だし、娘の老後も心配なんです。

とはいえ、娘と話をしてみると、もう会社にも退社の意向を伝えているようで、決意がゆらぐことはない様子。

「老後が心配」と伝えても、今から老後のことなんて話さないで!と突っぱねられてしまいました。

かわいい一人娘なので、海外なんて行ってほしくないというのが私の本音ではあります。

ですが、かわいい一人娘だからこそ、悔いのないように生きてほしいと、娘の決断を応援したい部分もあります。

娘が心配な気持ちと応援したい気持ちに板挟みになっており、葛藤する毎日です。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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