「だってパパとママと...」結婚30周年に旅行をプレゼント!?「真ん中の娘」親孝行の理由<前編>

「3人の子どもがいる私。ある日、真ん中の娘から私たち夫婦の30周年の旅行をプレゼントしてくれるとのLINEが! でも、娘は学生の身。それは申し訳ないと思い、『帰って来た時に美味しいものを食べに行こう』と伝えると...」

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■バイト代を貯めて両親に旅行をプレゼント

大学生の娘は遠く離れたところで暮らしています。

当初は1人でやっていけるのか心配したり気をもんだりしていましたが、SNSなどで元気な様子を発信しているのを見たり、毎日のようにLINEで連絡を取っているので最近は安心しています。

そんな娘が夫と私の休日について尋ねてきました。

「何月なら長い休みが取れる?」と聞くので、夫とも相談しましたが、なかなか揃って長期の休みを取るのが難しく、それを娘に伝えました。

そんなやり取りをしたことも忘れていたある日、娘がLINEで航空券のスクリーンショットを送ってきました。

「この日程でここへ行くのはどう?」と言うので「え? 何? どういうこと?」と戸惑っていると、「パパとママ、結婚30周年でしょ? 記念に旅行をプレゼントしようと思って」と言うではありませんか。

しかもちゃっかり自分も付いて行くと言うのでちょっと笑ってしまいました。

夫に伝えると喜びながらも「そんなお金あるの?」と心配気。

アルバイト代をコツコツ貯めていたようなのですが、よくよく考えてみたら学費も下宿代もこちらが支払っている学生の身です。

せっかくの申し出でしたが「気持ちだけいただいておくね。それよりその休みに帰ってきて元気な顔を見せて。家族で美味しいものでも食べに行こう」と返事しました。

娘は「え〜、せっかく3人で旅行できるチャンスだと思ったのに〜」と少々不満気でした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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