母を亡くした幼い兄妹。80代の祖父母が「命を削ってでも」と50年ぶりの「子育て」を決心【漫画】

「下の弟の妻が亡くなり、小学生と幼稚園の子どもたちの面倒をどうするか悩んだとき、『私たちが育てる』と名乗りを上げたのが両親でした。その時すでに、両親は80代...。その年齢で子育てをするのは簡単なことではないはず。しかし、2人の孫たちに対する愛情は並大抵のものではありませんでした。」

みなさんの実体験を漫画にした人気記事を、今回は再構成してお届けします。

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上の弟の家族は、実家から新幹線の距離に住んでいます。

そこの子どもたち、両親にとっては孫2人が、とても「じじばばっ子」。

今は高校生になりましたが、小中学校の頃は夏休みのたびに子どもたちだけで両親の家に滞在していました。

夏休みの宿題をさせ勉強も教え、夏バテしないようにご飯を食べさせ、プールに連れて行ったりと奮闘する両親。

普通の生活だけでも大変な年老いた身なので本当に大変だったと思いますが、それでも自分の子育てのときにはなかった気持ちの余裕があるようで、孫たちに丁寧に向き合って充実していたようです。

高校生になるとさすがに孫たちも来なくなり寂しかったそうですが、自分たちの事だけで毎日疲れてしまう年齢になったこともあり、ゆっくり過ごして人生を締めくくるつもりでいたのです。

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食事や生活の面倒は別にして、主だったものでもこれだけあるのです。

経験したことある方なら、これがどれだけ大変なことか分かってもらえるでしょう。

さらに、小学生の方は宿題のチェックからテストの準備も...。

80歳という年齢で、いきなり私たちを育てていた50年前にタイムスリップするのはどれだけ大変か...。

心配した私と上の弟は、学童に預けるなど他の方法を考えることを勧めましたが、「孫が可哀そう」という気持ちで一杯の両親は、命を削ってでも面倒を見ると言って聞きません。

どうしたものか...と思っていたのですが、そんな両親に「変化」が出てきたんです

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「もういつ死んでもいい」という暗い話題が多かったのに、今は「この子たちのために長生きをしないといけない!」と気が張っているようで、「声の張り」からして全然違います。

大変だけれど、誰かに求められる生活はとても充実しているようで、弟が仕事休みの週一日だけ、夫婦2人の生活に戻る「休日」が待ち遠しいという、メリハリのある生活は、尊く輝いて見えます。

3回目の子育てを客観的に見ながら、自分も一期生(長女)としてここを卒業したんだなと改めて感謝の気持ちでいっぱいになる日々です。

そして甥っ子である子供たちの寂しい心が、少しでも「じじばばの愛情」で癒されて、健やかに育ってくれることを遠くから祈るばかりです。

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漫画:とんちきくま/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記

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