「赤ちゃんって...」小学1年生女子の「まさかの質問」に動揺する私。さらなる驚きがあって<後編>

「顔見知りの小学1年生の女の子からの『赤ちゃんて、パパとママが仲良くしないと...』という質問を投げかけられた52歳の私。それだけでも驚きなのですが、『誰に聞いたの?』と聞くと、さらに驚きの返答が...! 時代は変わったのでしょうか」

「赤ちゃんって...」小学1年生女子の「まさかの質問」に動揺する私。さらなる驚きがあって<後編> 18.jpg

■今はスマホゲームで「性教育」をする時代なの!?

すると更に畳み掛けるように「仲良しってわかってる?」「大人なんだから知ってるよね!」なんて怒涛の攻撃を仕掛けてくるのです。

これにはあたふたとうろたえるしかありません。

周囲の目だって気になりますし......。

その結果、「まあ......知ってる......たぶん......」なんて、何とも歯切れの悪い返事をすることに。

すると、その女の子が「多分じゃ困るの。パパとママが仲良ししないと赤ちゃんできないのがホントかどうかが知りたいの!」と半べそ状態で怒り始めてしまいました。

話の方向をちょっとだけそらそうと、「そのこと誰に聞いたの?」と質問すると、「スマホ」と答えるではありませんか。

なんとその子は、スマホのゲームの中で「パパとママが仲良しすることで赤ちゃんができる」ということを知ったみたいなのです。

しかしそこはゲームの話しですので、ホントかどうかに疑問が残り、その答えを私に求めてきたというワケだったのです。

となると、「これって、親御さんに知らせた方がいいのかな?」なんて別の角度で悩み始める私。

というのが、私とこの女の子の親御さんとは面識が全くありません。

あるいは知っている人であっても切り出すには気まずすぎる内容です。

「どうするかな~」と悩んだ挙句、この件は女の子に差し戻すことに。

そして、「パパとママが仲良ししないと赤ちゃんできないかどうかについてはママに聞こうね。そして、スマホのゲームをやっていることもママに伝えるんだよ」と言ってみました。

すると、きょとんとした表情で「ママ知ってるよ。だってママと一緒にゲームやってるんだから。性教育なんだって」と答える女の子。

実にあっけらかんとしています。

これには「え"~~~」と答えるしかない私。

どうやらこの子のママは性教育の一環にスマホのゲームを活用しているみたいなのです。

「何じゃそりゃ」と心の中でつぶやきつつ、肩の荷が下りたことに妙にホッとしてしまった私なのでした。

時代と共に移り変わる性教育。

スマホのゲームがその役割を担っているなんて、想像もできない私なのでした。

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