探究型教育による地域活性化実現に向けた学校・自治体間連携~日本体育大学荏原高等学校×益子芳星高等学校~

    
自治体など
株式会社こふろ

東京都内高校と栃木県内高校、自治体の連携による地域活性化に向けた第一歩!

探究活動の実施を通した地域課題の解決を目的とした学校間及び自治体連携イベントの活動報告です。

2024年9月21日、日本体育大学荏原高等学校(以下、日体大荏原高校)と栃木県芳賀郡益子町(以下、益子町)との間で、探究活動と地域活性化を目的とした包括連携協定が締結されました。



益子町は江戸時代より窯業地として栄え、民藝の地として人間国宝である濱田庄司をはじめとする多くの陶工・作家を生んできた。一方、日体大荏原高校は日本体育大学系列の高校であり、近年はスポーツ、学業のみならずICT教育や探究授業に力を入れており様々な外部連携を進めています。



2024年12月23日、渋谷QWSにて、栃木県芳賀郡益子町にある益子芳星高校と東京都大田区にある日本体育大学荏原高校の生徒達が交流し、益子町における地域課題解決に関連する活動内容を紹介し、今後のPRの仕方について案出しし、ディスカッションするイベントが開催されました。
日体大荏原高校と益子町が包括連携協定を締結してから初となる対面での大々的なイベントとなりました。
環境の異なる地域の高校生たちがお互いの見地から意見を出し合い話をする中で、様々な共感あるいは違いを感じながらも一つの目的達成のためにお互いを尊重しながら連携することが様々な価値観への気付きに繋がると考え企画されました。



両校の生徒が混ざって7班に分かれ、ワークショップが開始されました。
生徒たちの主体性を尊重しながらもディスカッションを更に魅力的にコーディネートするために、各班にはQWS在籍の経営者や大学教授などの大人が一名ずつ配置されました。



主催側の予想以上に生徒たちは自然に交流し活発にワークに取り組み、色々なアイディアから多様なPRプランが発表されました。
SNSを活用した仕掛けや地域の祭りなどのイベントとのコラボレーション、東京との連携を意識したツアーなど、多種多様な案が展開され、参加していた自治体職員や各校教員も興味深く聞き入っていました。中には益子町長をマスコット化するといった面白い案もでました。



今後も引き続き、日体大荏原高校の生徒らは益子町について、文化、産業、自然など様々な観点から地域を捉え、課題解決を目指して探究を進めていくことになりますが、今回の益子芳星高校とのコラボレーションは今後の動きに繋がる有意義なイベントとなりました。
引き続き両校及び自治体との連携を継続していくことになります。

◆株式会社こふろは2021年より日体大荏原高校と産学連携を開始し約4年にわたり、校内のICT普及活動や探究活動推進支援を実施してきています。
(日体大荏原高校は2021年度、日本教育工学協会(JAET)学校情報認定委員会の「学校情報化先進校」に認定)

https://nittai-ebara.jp/course/ict



 
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