日本文化を本気で体験しよう!「農・文化・地域」をテーマにした日本酒造り体験ツアー開催!

    
観光・レジャー
株式会社こふろ

酒どころ、米どころの地で酒造りを通して日本文化を五感で楽しみ学ぶツアーの活動レポート

四季を通した酒造りに携わり、伝統文化を体験し日本酒とそれを取り巻く「農・文化・地域」を知ろう!

「酒造りまるごと体験ツアー ~冬の酒造り~」を開催!!

当ツアーは、「農・文化・地域」をテーマに、良質な酒米が収穫されることで名高い地である広島県三次市三和町にて日本酒が出来るプロセスを体験し、地域環境や文化を体感することを通して、より日本酒やその地域への理解を深め愛着を持って頂くことを目的としたツアーです。

初夏の田植えから始まり、秋の稲刈り、冬の酒造り、春の新酒試飲まで全四回で構成されています。

東京都新宿区にある広島酒専門BAR、「SAKEbar古風路」により企画したツアーであり、広島県三次市の観光推進機構(DMO)、美和桜酒造有限会社と連携し開催しています。

https://www.miyoshi-dmo.jp/sakebrewing-tour/



2024年11月24日、「冬の酒造り」では参加者はまず三和町にある「ふるさと村」に集合し、しめ縄作りとオリジナルラベルのデザイン作成に取り組みました。
始めてしめ縄作りをされる方も多くいらっしゃいましたが、夢中で稲藁を触るうちにだんだんと上達し、とても綺麗なしめ縄を皆さん完成させてい
ました。稲に触れて頂く中で、より稲作の重要性を感じて頂き、ツアー終了後の各々の日常生活の中でも現地を感じて頂けるような仕掛けを取入れています。
また、自らがデザインしたオリジナルラベルを作成し自分だけの日本酒を造ることにより、可能な限り多くの工程に携わって頂くことでより体験価値を高めています。



お昼に地元産ジビエ弁当を楽しんだ後、美和桜酒造へ移動し、早速酛摺体験に入りました。

蔵人のデモンストレーションの後、杜氏の「酛摺唄(もとすりうた)」に合わせて実際に酛摺作業を行いました。「酛摺唄(もとすりうた)」は地域に伝わる唄であり、厳しい作業に一定のリズムをつけるために昔から唄われてきました。
なかなかハードな作業で汗ばむほどでしたが、杜氏による酛摺を行う意味やその原理などを聞いたうえで作業に取り組むのはとてもよい体験となり、非常に勉強にもなります。普段滅多に感じることのできない、酒造り真っ只中の蔵の雰囲気もしっかり味わうことが出来ました。
醪タンクを見せて頂いたり、酒母や麹を味見させて頂き、貴重な体験をしたところで、今回のツアーは終了となりました。

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参加者からは、「酒造りの難しさや魅力を認識した」、「日本酒の奥深さを体感することができた」、「このような機会がないと体験することはなかったので参加できてよかった」、「早速、美和桜のお酒を味わってみたい」などの声があがっており、当ツアーへの参加により様々な気付きを得たことが伺えます。引き続き今後も体験を通してこういった気付きを促すことができるよう継続して開催していきます。

次回のツアーは春先に開催予定であり、今回参加者が携わった酒の新酒飲み比べが予定されています。



 
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