仙台中央食肉卸売市場株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:蜂谷浩良)は、今般の物価高騰に直面した地域社会の苦境を受け、自社の販路を活用した「安定的な関連商品の販売」、「食育」を柱とした、新たな事業を開始いたします。
【歴史と使命】
弊社は、昭和49年に設立され、北海道・東北で唯一の中央食肉卸売市場である仙台市中央食肉卸売市場食肉市場から業務認可を受けた卸会社として、半世紀の間、同市場の基幹業務を担い続け、全国でも数少ない、と畜解体から卸売、加工業務までの一貫した事業体制を敷き、「安全・安心」な食肉の安定供給に専念してまいりました。すべては地域社会の皆様の笑顔のため、おいしい食肉をご家庭の食卓へ、街の飲食店へお届けすることに貢献したい、その一心で経営に邁進してきたところです。
【物価高騰に対応した安定的な関連商品の販売】
昨今の物価高騰はとどまるところを知らず、地域社会や国民生活に大きな影響を及ぼしています。このような中、弊社が持つ販路を活用して、何か新たな地域貢献ができないものかと考えた結果、この度、本業である食肉に関連する製品で、高品質かつ健康的な食用油などを、地域の飲食店や小売業者の方々が安心して仕入れられるようなサービスを提供することといたしました。当面は、食肉市場における取引先様への販売から開始することといたしますが、これにより、最終的には消費者となる地域の皆様にも良質な「食」を安全に安定してお届けすることに貢献できるものと考えております。
【食育の推進】
また、弊社は今後、地域の子どもたちやそのご家族に対し、食の大切さや正しい食生活の知識を提供してまいりたいと考えております。具体的には、学校やコミュニティセンター、栄養士、関連企業等との連携を図り、弊社で生産された食肉を中心とした食材を最大限に活用した、栄養面、健康面から有意な提案を行ってまいります。「食育」事業への参画です。これにより、次世代の子どもたちの心身ともに健康な発育を促す一助となることを期してまいります。